不動産の部屋探しのコツ

住まいの仕事は役割分担

最近では男性並みに働いている女性も増えています。人によっては、外で仕事をして帰ってきたら、家の仕事もこなすという忙しいお母さんもいることでしょう。お母さんだけに負担が集まるのは、今の時代にあった方法とは言えません。そこで、子どもが小さいうちから、住まいの仕事の役割分担をしておきましょう。わたしの家は自営業だったので、母が忙しく、小さい頃から家事をしてきました。そのため、大人になったころには自然に家事のスキルが身に付いていて、一人で何でもできるようになっていました。子どもがきちんと自立するためにも、小さい頃から家の仕事をさせるというのは大切だと思います。小さい子にまずさせたいのが、食事の支度のお手伝いです。炊事をさせるということではなくて、食事をするテーブルを片付けたり、お皿を出したりするような簡単なことでかまいません。

これが意外と効果があって、子どもは食卓の片付けをしながら、お母さんの炊事をしている姿を見て、いろいろな段取りを覚えるものです。生活でいちばん大切なのは食事ですから、まずはキッチンの仕事を任せてみましょう。子どもはそんなことやりたがらない、というお母さんは、まずは自分が楽しそうにやってみせてあげましょう。楽しそうにやっていると、子どもは進んでやりたがります。