不動産の部屋探しのコツ

住まいの中には物の住所を

きちんと整頓された住まいは気持ちがいいものです。そのためには多くのものをごちゃごちゃと持たないことが大事なのですが、日本はただでさえさまざまな伝統行事があるうえに、海外の行事まで取り入れているし、料理につけても、家庭のなかで和洋中と食べます。そうなると、行事用の飾りや衣装、食器も多種類必要になり、なかなかシンプルにいきません。物の管理はどうすればスッキリとできるでしょうか。まず今流行りの断捨離はもちろんですが、自分が持っている持ち物に住所をつけることが大事です。住所をつけるとは、自分の所持品の何がどこにあるか、座標的に把握することです。

例えば湯タンポでしたら、「二階の押し入れの上段の引き出し二番目」というように、場所を簡潔明確に説明できるようにするのです。そのためには仲間同士のものをグループ分けしてまとめること、そして意味のない物を持たないことが大事です。物も居場所ができて喜ぶでしょう。どこにあったかわからないもの、探さなくては出てこない物は、本当にそれが必要なものか、吟味するひつようがあります。「役に立たないもの、美しいと思わないものを家の中に置いてはならない」とイギリスのウィリアム・モリスは言いました。心豊かに暮らすとはそういう佇まいだと思います。